【DIY】電動ドライバーは2種類ある!ドリルドライバーとインパクトドライバーの違い

2022年6月13日

これからDIYを始めたいという方も、DIYを始めたばかりの初心者の方も、まずは手に入れたいのが電動ドライバーです。

 

ビス打ちや穴あけなどのDIY作業や、家具の組み立てや取付でも、ネジを締める所が多いと手動の手回しドライバーで締めていくのはとても大変で、かなり時間もかかってしまいますので、電動ドライバーは作業をスムーズに進めるためにも必須アイテムであって、大幅な時短にもなります。

 

 

そんな電動ドライバーには「ドリルドライバー」と「インパクトドライバー」の2種類があるのをご存知でしょうか?

 

 

どちらも電動で回転するドライバーで、使用方法も見た目も同じような電動工具ですが、やはり違いがあり、下手に使用してケガをしたり素材や電動ドライバー自体を壊してしまわないためにも、作業する内容によって使い分けが必要です。

 

 

では何が違って、それぞれの特徴と向いている作業は何なのでしょうか?

 

 

 

 

■何が違う⁇

 

・ドライバー先端のビットを取り付けるチャック部分の違い

・スピードコントロールが出来るか出来ないか

・トルクの調整(ネジを締め付ける強さの調整)

 

 

以上、簡単にいうとこの3つの点が「ドリルドライバー」と「インパクトドライバー」の主な違いになります。

 

 

そして、それぞれの特徴と向いている作業とは⁇

 

 

 

 

■ドリルドライバー

 

 

ドリルドライバーのチャック(先端のビットを取り付ける部分)は、大きさを調節できるので六角軸、丸軸などさまざまな形のビットや軸の太さが違うビットでも、装着することができます。

 

回転スピードの切り替えスイッチがあり、用途に合わせて回転スピードを変更することが出来るので、繊細な素材や小さなネジを扱うときには遅い回転数にし、木材や堅い素材などの時には回転数を上げる、といった調整が可能です。

 

そして打撃を加えながら回転するインパクトドライバーに対して、ドリルドライバーはトルク調整部で一定以上の力がかからないようにできますので、ネジ山を潰してしまったり、締め過ぎてねじきってしまう事がありません。

 

ネジ締めや素材に穴あけ、繊細な作業に向いているので、細かなな作業をする際にもドリルドライバーを使用するのが無難で、初心者向きの道具であるといえます。簡単な家具の組み立てならドリルドライバーで十分ですし、女性でも扱うのは難しくないはずです。

 

 

 

 

■インパクトドライバー

 

チャックは簡単に脱着できるようになっていて様々なインパクトドライバー用のビットがホームセンターなどでも販売されています。

 

回転に打撃(インパクト)を組み合わせてネジを締めることができるのがインパクトドライバーで、下穴の穴あけやネジ締め、ビスを打ち込むなどもできる、とても優秀な電動工具です。 ドリルドライバーの機能に加え、回転方向に打撃もあるため、穴のない部分でも直接ビスの打ち込みができるので、パワーが必要な作業であったり、何本もビスを打ち込むような作業にはインパクトドライバーが向いています。

 

パワーがあり、素早くスムーズに作業を進めることができますが、締め付けと衝撃の両方が強く、スピードの調整もドリルドライバーのようにはできないので自身の感覚で調整する必要があり、下手に使用するとドリルビットや打ち込むビスが折れてしまうこともあるため、うまくコントロールするには慣れが必要です。

 

 

 

 

■繊細なドリルドライバーとパワフルなインパクトドライバー

 

電動ドライバーは結局どっちがいいのかと言うと、どちらもとっても優秀な電動ドライバーであって、どちらがではなく、したい作業の内容、用途に合わせて選ぶことにより、効率よく作業を進めることができます。

 

私達CSPLでも取付作業のときには必ずと言うくらい電動ドライバーなどの電動工具は使います。

勿論、手動の手回しドライバーも場合にもよって無くてはならない時があるので必要なアイテムではありますが、仕上りの精度や作業を効率的に進めるためには、やはりまずは電動ドライバーは必須アイテムではないでしょうか。

 

ドリルドライバーとインパクトドライバー、その他にも色々な種類の電動工具がありますが、工具一つで楽しく作業が捗るようになりますので、この機会に是非、自身に合う電動工具をみつけてDIYスキルを楽しくUPさせていきましょう!

 

 

 

 

※注意

 

ドリル、マイナスドライバー(長さ15cm以上、先端の幅5mm以上のもの)、バール、は指定侵入工具に定められている為、正当な理由なく所持していた場合、逮捕されてしまう場合があり、車に積んでいてもNGです。

 

また同じ工具類ではハサミ、カッターナイフも車内に携帯していると軽犯罪法違反の罪に問われる可能性がありますので、むやみに車に積んでおくのは面倒なことになるかもしれませんね。

 

ちなみに正当な理由というのはのは、ホームセンターで購入したときや業務に使用するなど、それら工具を車に積んでいるのが当然だと思われる職業であったり、客観的に判断しても積んでいるのが当たりであると思われる状況下にある場合です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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